スマホアプリで盗撮が増加中! 和歌山県話題

盗撮に「達成感」を感じた中学校教諭 懲戒免職に 和歌山

和歌山県教委は21日、大阪市内の家電量販店などで女性客を盗撮したとして、同県田辺市中芳養(なかはや)の市立中芳養中学校の男性教諭(51)を懲戒免職処分にしたと発表した。男性教諭は「うまく撮影できたときの達成感が良かった」と話しているという。同市教委も21日付で、同校校長を文書訓告とした。

 

 県教委によると、男性教諭は6月27日、大阪市内の家電量販店やアニメグッズ販売店で、リュックサックにライター大の小型ビデオカメラを取り付けて女性客計3人を盗撮したという。アニメグッズ販売店の店員が盗撮を目撃して警察に通報。大阪府警浪速署が事情を聴いたところ犯行を認めたといい、同署が任意で調べを進めている。

 

 県教委によると、男性教諭は平成4年に採用され、25年に同校に赴任。理科などを担当していた。ビデオカメラは20年に購入し、これまでに田辺市や和歌山市、大阪市の書店などで20人以上を盗撮、映像は自宅のパソコンに保管していたという。

 

着替え中の女児盗撮、和歌山の小学教諭 略式起訴

和歌山区検は10日、内科検診中や多目的ホールで着替え中の女子児童を盗撮するなどしたとして、和歌山県迷惑防止条例違反(卑わいな言動)と軽犯罪法違反の罪で、和歌山市の市立小学校教諭(25)を略式起訴した。和歌山簡裁は同日、科料9900円と罰金30万円の略式命令を出し、即日納付された。

 

 起訴状によると、昨年4月21日、小学校の身体測定室で、テレビリモコン型ビデオカメラを設置して内科検診中の女子児童を盗撮。今年3月8日には、同市の多目的ホールで着替えをしていた女子児童をビデオカメラで盗撮したとしている。 和歌山県教委は「改めて本人から事情を聴くなどして処分などの対応を考えたい」としている。